沖縄のママさんが知っておきたい地域の”産後ケアサービス”

痛みと筋膜のジーハンズ沖縄 産後ケア担当のSACHIです。

産後ケアという言葉が浸透してきていますが、沖縄ではどんなものがあるでしょうか。

ジーハンズにご来店いただいている産後ママに聞いたところあまりご存知ないかたもいました。

産後ケアって出産ママもないママ達にはとっても大事な情報なので

沖縄の産後ケアの最新事情を調べてみました。

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沖縄県に住んでいる妊婦さんの出産場所の選択

出産は里帰りしたり、夫婦どちらかの実家にお世話になることが多かったと思います。

 

最近は核家族化も進み、様々な事情から両親を頼っての出産ができない妊産婦の方が多くいらっしゃいます。

 

また沖縄は離島も多くあり、必ずしもママが理想とする環境で産後を過ごすことができないといった事情もあります。

 

全ての出産後のママがリラックスして過ごせるような、産後の環境作りが沖縄で注目されています。

 

産後ケアのガイドライン

平成29年厚生労働省は、

「産前・産後サポート事業ガイドライン」

「産後ケア事業ガイドライン」

を発表しました。

 

 

 

それを受けて、各自治体では『産後ケア事業』として、昔のように出産から育児までを各家庭で任せっきりにするのではなく、どんな妊婦さんでも安心して産後を過ごせるように様々な取り組みを行っています。

 

自治体の取り組みは産前・産後サポート事業と産後ケア事業があり、

 

「産前・産後サポート事業」は、
妊娠から出産、子育てを通して妊婦の孤立を防ぎ相談支援を目的に。

「産後ケア事業」は、
分娩後の産後の期間に母親の身体的回復と心理的な安定を促進し、健やかな育児ができるよう支援することを目的に。

 

作成されています。

 

沖縄県の産前・産後ケアサポート事業の支援方法

産前・産後ケアサポート事業の支援方法は、

訪問型
電話相談
メールによる相談
訪問デイサービス型

と様々な手段を使い産後のママをサポートしています。

 

メールによる相談は一方的な情報提供ではなく、双方的な相談ができるシステムとなっています。

那覇市では8月より子育て世代包括支援センターら・ら・らステーションによる、就学前の子育てに関するLINEでの相談が始まりました。

 

 

 

 

【2019.8 那覇市の市報より】

 

LINEは子育て世代の多くの人が使っているツールなので、電話よりも気軽に相談ができそうですね。

デイサービス型には個別型、集団型があり、相談や子育て情報を保健所などに妊婦さんや産後ママが行くものをいいます。

 

痛みと筋膜のG’handsのお問い合わせ、ご予約もLINEでできます。

沖縄県の産後ケア事業の支援方法

産後ケア事業の支援方法は、

  • 宿泊型
  • デイサービス型
  • 訪問型

と3つに分類されています。

 

宿泊型は、出産まもないお母さんが自身の体調管理をしながら、新たに生まれた赤ちゃんとの生活のリズムを作っていく施設です。

 

日本で初めて作られた宿泊型の産後ケアセンター武蔵野大学付属 産後ケアセンター桜新町」が有名です。

(現在は世田谷区に譲渡されて名前が変わっていました)

【参考】
https://sango-midwife.jp/

 

実は、沖縄でも数年前まででなかった宿泊型が沖縄市とうるま市で作られています。

 

最近のおばあちゃんになる方々は、まだまだ現役で働いている方も多いため、実家が近くてもなかな面倒を見てもらえないという現状があります。

 

一人で子育てをしなければならないとき、赤ちゃんと二人だとどうしても休息をとることができません。

 

赤ちゃんとずっと二人きりの生活は…

正直、

息も詰まっていしまいますし、

産後の疲れたボロボロの体を抱えながら、

昼夜問わず赤ちゃんを一人で見るというのは、

苦行に近いものもあります。

 

そんな時はこの産後ケア施設の宿泊を利用してみてはいかかでしょうか?

このような産後ケアをすることで産後クライシス産後うつなども防ぐことができるかもしれません。

 

 

デイサービス型

日中に施設に母子が通って

授乳指導などを受けることができます。

うるま市、沖縄市ではこちらのサポートを受けることができます。

 

アウトリーチ(訪問)型

助産師さんが自宅に訪問して
普段の環境で授乳指導などのケアをうけることができます。
沖縄市、うるま市、那覇市、中城村、浦添市、久米島町は訪問型を行っています。

沖縄県の産後ケア事業を実際に受けてみて

実は私もこのアウトリーチ型にはお世話になっていて、1人で赤ちゃんを連れて外出するのが大変な時に来ていただいて
本当に助かったのを覚えています。

 

私は今まで仕事柄、誰かのサポートをすることはあっても、サポートを受けるということがありませんでした。

産後に初めて役所のサービスにお世話になりました。

 

サービスを受ける側になるというのは、

少し遠慮してしまう部分もありましたが、

利用させていただいて『誰かが見守ってくれている』という安心感を得られることができました。

 

 

産後は精神的にも身体的にも普通の状態ではありません。

サポートを受けるというのは躊躇する部分もあるかと思いますが、産後の生活について不安があるときは迷わず役所に相談してみてください。

 

G`handsでは産後の生活がより良いものになり、不安なく生活できることを応援しています。

 

産後のママたちに少しでも楽に育児をするために

産後の授乳姿勢

抱っこひものつけ方

腰痛、肩こり、尿もれ

などの症状の解消を目指します。

沖縄県各市町村の産前・産後ケアサポート事業、産後ケア事業

以下に沖縄の市町村の産後ケアが載っていたホールページのリンクを記載します。

沖縄の産前・産後ケアサポート事業、産後ケア事業は地域によってサービスが異なり、受けたいものがないかもしれません。

 

ですが、産前・産後の生活で行き詰ったときは、勇気を出して市町村や地域の保健師さんに相談してみてくださいね。

 

 

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