「痛いうちは無理はしない方がいいですよ」
と言われ、無理せず休んでいると、痛みが治らないどころか、いつまでも仕事を休むはめになり、後悔することがあります。
では、私たちを悩ませるぎっくり腰や腰痛は、どの時期に、どのように対処すれば良いのか、知っておきたい点をまとめていきたいと思います。
まず、
チェック①痛めたときの状況
痛めたときの状況を覚えておきましょう。
- 徐々に痛くなってきたのか?
- 急に痛みが出たのか?
徐々に~の場合は、筋肉の疲れによるもの、筋を痛めた可能性がありますが、患部に負担を掛けずに、日常生活は出来る限り普通に(なるべく動いて、必要以上にベッドで休まない)ようにしましょう。
動けないほどの痛みではなくなるので、痛みが残っている場合は、腰に負担が掛かっているカラダの原因をしっかり対処していく必要があります。
急にの場合は、さらに、チェックしていくべきポイントがあります。
チェック②その腰痛ははどんな痛み?
- 腰だけの痛み
- 腰とおしり、または太ももの裏、ふくらはぎの外側まで痛む
- 痛みだけではなく、痺れもある
人により様々な症状が出てきますよね。
腰だけの場合は筋肉への一時的な負担の可能性が高いです。
こちらも出来る限り動くようにしましょう。
※ですが、まれに椎間板という背骨のクッション機能や椎間関節という背骨の関節に異常がある場合がございます。激痛3日以上が続くようであれば、整形外科で一度診察を受けることをお勧めいたします。
そして、腰だけでなく、お尻や足まで痛みが拡がっている場合、多くは仙腸関節という骨盤の関節のズレが原因のケースが多いです。
こちらも3日以上激痛が続くようでしたら整形外科へかかることをお勧めいたします。
そして、痛みだけではなく痺れがある場合。
この場合は、まず整形外科に受診しましょう。
椎間板ヘルニアや、腰からくる神経の症状、さまざまな疾患の可能性が出てきます。
もちろん、そういった原因がない場合もございますので、
不安になることはありません、
「念のため」受診しに行く気持ちで行ってみることですね。
以上が、簡単な判断の仕方です。
対処法がわからないまま、ずっと自宅のベッドで様子をみることが一番避けたいことですので、
なるべく早期に適切な対処法を確認してください。
そして、整形外科に受診しても、レントゲンやMRIで問題が無い場合も多くあります。
ここからが重要な点ですが、
病院に行った以上、保険診療の関係で必ず何らかの診断名がつきます。
どちらかというと〇〇症かな…といった具合で判断されることもあります。
その場合、
「あまり画像ではわかりにくいけど…」
「とりあえず薬で様子見ましょう」
など、具体的な所見の説明が無い場合が多いです。
診察では、必ず、
「画像所見(レントゲンやMRI)はどうですか?」
「症状のはっきりした原因はありそうですか?」
と、ご自身から説明を仰ぎましょう。
曖昧な対処は、症状を長引かせる大きな要因です。
そういった場合は、カラダの機能に原因がある場合が多くあります。
必ず、症状には原因があります。
原因をしっかり把握してもらえる人に身体をチェックしてもらうのが最良です。
あなたの症状にも、必ず解決方法があります。
あきらめる前に、まずは相談してみるのもいいですよ。
トータルボディコンディショニング General Hands 比嘉
Mail: ghands.okinawa@gmail.com