
沖縄・那覇市の筋膜リハビリサロン「ジーハンズ」のSACHIです。
最近、産後の肩こりで悩んでいる産後ママが駆け込んでくることが多くなっています。
一度、気になるとなかなか解決しない肩こり。
めまいや頭痛と一緒に悩まれている産後ママも多いようです。
今回は産後の肩こりについて考えていきます。
妊娠中から?肩こりに悩まされている
産後の肩こりのママの方にお話を聞いていると
『実は妊娠中から方がこってました』
という方が多くいらっしゃいます。
妊娠中期ごろより少しずつお腹が大きくなり、おっぱいも大きくなってきます。
もともとの姿勢から頭の位置が変わり首や肩に負担がかかってきます。
妊娠により姿勢が変わり首・肩に負担がかかることにより、頭痛・肩こり・手のむくみが起こりやすくなっているからなんです。
出産後の肩こりが起こる原因
出産後の肩こりが起こる原因は多くありますが主なものを挙げていきます。
1.育児で緊張
特に初めての出産後は、小さい赤ちゃんのお世話は何もかも緊張します。
背中・肩が常に緊張しながらの24時間のお世話!
余計な力が常に入ってしまいます。
2.とにかく回数が多い育児
一日何回も小さい赤ちゃんに合わせて体をかがめながらお世話をします。
3.産後は無理な姿勢で育児
普段なら自分の負担になるような姿勢では過ごさない女性も産後の育児となると別です。
赤ちゃんは待ったなしで泣いているので自分のことはあと回しをしながら育児をしてしまいます。
これでは肩こりに悩まされてしまいますね。
考えただけでも肩が凝りそうです。
4.授乳姿勢
特に出産直後は小さいので赤ちゃんにあわせて自分の姿勢を変えます。
授乳時のソファーの高さなどが合わないと姿勢が崩れた状態、無理な姿勢で授乳したりします。
自分の姿勢が悪いなか、頻回に授乳を繰り返すので肩がこります。
また授乳のため肌をだすため冬場は体が冷えてしまい、血流が悪くなり肩こりが悪化することも考えられます。
5.運動機会がない
産後直後は特にほとんど家にいて動く機会がない方が多いようです。
運動の機会がないと筋肉に十分に血流が行き届かなくなり、肩がこってきます。
6.体幹が安定しない
妊娠や出産で安静にすることが多かった産後ママたちは
もともとあったインナーマッスルがうまく働かなくなっている可能性があります。
それに加えて骨盤底筋も出産で大きなダメージを受け、インナーマッスルがうまく使えず
肩に余計な力が入ってしまう女性も多くいます。
産後の肩こりの解決方法は?
一般的な産後の肩こりの場合は
・整体、マッサージに行く
・セルフケアとしてストレッチ、ヨガを自分でする
・湿布薬などの薬を使う
こんな感じで対応されているママさんも多いかと思います。
それでも解決しない産後の肩こりは?
それでも解決しない場合はもっとほかの場所に原因があるかもしれません。
例えばふくらはぎやわき腹に原因があることもあります。
マッサージ・ストレッチ・湿布etc
これらをやっても解決できない身体の悩みは、原因をしっかり機能的に分析できる専門家にお願いしましょう。
産後はついつい赤ちゃんが優先になってしまい肩こりくらいいいかなと後回しにしがちですがきっと解決できるはずです。
少しでも肩こりで悩んでいる産後ママが減っていきますように。