
沖縄・那覇市の筋膜リハビリサロン「ジーハンズ」のHIGAです。
今回は、頭痛と不妊が関与している可能性が高かった方の例を紹介します。
今回ご来店いただいた方は、
30代後半の事務のお仕事をされている女性の方です。
Aさんは数ヶ月の間、朝だけ起こる頭痛に悩まされていました。
Aさんの頭痛の特徴
- 午前中だけ痛む、午後は比較的良い。
- 右のこめかみの上が痛む。
- 天気が悪いとき、特に台風の時は痛む。
- 頭痛の前駆症状として、光過敏性がある。
- 目の奥まで痛む感じがする。
病院に行っても、特に問題はなしと言われ、どうしていいかわからず、「頭痛 マッサージ」で検索して、少しでも楽になればとご来店くださりました。
片側の頭痛で、光過敏性があり、繰り返して起こる頭痛。
いわゆる片頭痛と言われる頭痛ですが、多くの場合、頭痛薬を処方されて、リラックスできるようにアロマや入浴を勧められます。この方も同様の対処法を教わったようです。
それでも良くならないので、ジーハンズにご来店くださったとのこと。
まず病院にかかるのは重要ですので、重篤な状況ではないとわかることも大切な情報になります。
ジーハンズの頭痛対処法
このような頭痛は、首や肩のコリからくる頭痛も良くありますが、ジーハンズはからだ全体のバランスから頭痛の機能的な痛みを対処していきます。
全身の状態を確認するためにもカウンセリングは重要です。
- アレルギー性鼻炎
- 逆流性食道炎
- 呼吸が浅い自覚がある
などもお持ちだったので、Aさんの頭痛メンテナンスは、肋骨や胸骨の周りの筋膜の硬さのバランスを整えていきました。
1ヶ月後のコンディショニングチェックでも頭痛はみられず、数ヶ月続いていた頭痛も解消され、浅い呼吸も深く吸えるようになっていました。
そして、11ヶ月後…
久々にAさんがご来店。
ご様子をお聞きすると、左肩が痛いとのこと。
痛み出した心当たりを聞くと、「左手で良く抱っこするので〜」
!!!!!
「産まれたんです〜」と!
「おめでとうございます!!」
頭痛ケアの時は、言ってなかったけど、ずっと妊娠できなくて悩んでいたとのこと。
頭痛が良くなった後に、自然妊娠して、出産までしていました。
なんともめでたいことです。
本当に本当に嬉しく思います。
不妊と筋膜について
ジーハンズでは、不妊を対象として専門的にはフィジカルケアを行なっているわけではありません。
しかし、ジーハンズが所属する筋膜協会のイタリア本部では、不妊症も治療対象として明確にされているのです。
私個人では、妊娠という現象は、たくさんの要因が奇跡的に重なって起こるものであって、フィジカルケアでそれが可能になるとは言うことはできません。
ですが、「からだを整える」ということは、いいことが多いということを実感した時間でした。
沖縄で痛いときだけでなく、からだを整えるということが浸透していくように、ジーハンズはもっともっとからだに向き合っていきたいと思います。